サンデープログラマーとして作成している「ヒット曲音域データベース」ですが,少し機能を追加したので紹介します。

表示順変更機能】

 ショッピングサイトなら,検索した後で「人気順」や「価格の安い順」のように表示順序を変えることができるのは当然の機能ですね。従来,検索結果のソートキーが固定だったので不便でしたが,利用者がソートキーを変更できるようにしました。

《実例》桑田佳祐の曲について音域が狭い曲を調べる

  1. ホーム画面で,アーティスト検索機能のキーワードに「Kuwata」と入力し,「関連アーティストを含む」のチェックボックスを ON にして検索する。
  2. キーワードからは「Kuwata Band」を検索するが,「関連アーティストを含む」を ON にしたことでソロやサザンもアーティストとして検索される。不要なアーティストはチェックボックスを OFF にして,音域データベースを検索する。
  3. 検索初回の表示では,アーティスト名称順に表示される。そこでこの画面で表示順を変更し,第1ソートキーを「音域幅」「低い/狭い順」,第2と第3は設定なしに設定して再表示する。一番音域が狭いのは「エロティカ・セブン」であることがわかる。

 この例のように,あるアーティストの曲を検索した後で「この中で高い音が出る曲は?」「この中で音域が広いのは?」といったことを一目で確認することができます。「この曲は実は音域が広いんだ」というような新たな発見ができると思います。

音域詳細検索機能】

 従来の音域検索は「この曲と音域が同じ曲は?」といったように,ある曲を基点にして検索するというものでした。これに加え,曲を指定しなくても,検索の基準となる音程や音域幅を利用者ご自身で指定できる検索を設置しました。

《実例》自分の音域に合った曲を調べる

  1. 音域詳細検索画面で,検索条件を設定する。私は,最低音がラ~ド,最高音が地声でソ#~シがギリギリちょうどいい音域なので,この条件で検索すると音域が広めの歌える曲がわかる。
  2. 検索結果が表示される。けっこう曲が多いことがわかる。

 この機能は音楽に精通した方向けの機能ですが,細かい条件の設定が可能なので,面白い検索ができると思います。

 今回追加した機能のほかにも,まだまだいろいろアイデアがありますので,今後も少しずつ機能拡張をしていきたいと考えています。