spnvLogo 本記事は,私がスポナビブログ(2018年1月末閉鎖)に出稿した記事と同じ内容です。本記事はスポナビブログへの出稿を終了する挨拶として作成した記事であり,本ブログ(ライブドアブログ)は今後も継続いたします。


 本記事をもちまして,スポナビブログへの出稿を終了いたしますので,それにあたりご挨拶を申し上げます。

 あけましておめでとうございます。2018年,いよいよ平昌五輪の開催年になりました。2014年のソチ五輪で 羽生結弦 選手が金メダルを獲得した瞬間から,平昌五輪での連覇という偉業の達成を信じ,連覇の軌跡をこの目に焼き付けるべく,この4年間,フィギュアスケートを観戦してきました。

 ソチ五輪の感想を個人ブログに書いてみたところ,観戦の感動が大きくなる経験をし,それ以来,思いつくままにブログを書き連ねてきました。羽生 選手の中国衝突事故からの見事な復活,羽生 選手の300点超えの衝撃,女子シングル五輪代表2枠の落胆,宇野昌磨 選手の急成長,…。平昌五輪ではもっと多くのファンの方と交流したり共感したりしたいと思い,スポナビブログに参入しました。それまでは,多くて1日に20件程度のアクセスしかありませんでしたが,スポナビブログでは1万件レベルのアクセスがあり,さすがだなと思いつつ,ものすごく気が引き締まりました。

 参入2本目に書いた記事「宇野昌磨:昨季の驚異的な活躍と,今季の華麗なる賭け」でアクセスが数倍増えたのが,とても嬉しく印象に残っています。昨シーズンの世界選手権で,羽生 & 宇野 両選手の1-2フィニッシュとなったわけですが,メディアではどうしても 羽生 選手が多く取り上げられるので,宇野 選手のことをきちんと書いておかないと,と思い個人ブログに書きました。書くにあたりいろいろ調べてみると,宇野 選手の昨シーズンがいかにすごかったかに気づき,文章を書き進めるほどに感動が何倍にもなりました。さらに「もしかしたら 宇野 選手が平昌五輪の金メダルをさらっていくのでは?」という気持ちにさえなりました。平昌五輪ですごいことが起きるかもしれない,そういうワクワク感が大きくなり,この気持ちを共感したくて,個人ブログに書いたものに少し加筆をしてスポナビブログに出稿しました。この記事は「この記事を支持する」の件数が他の記事より圧倒的に多かったので,自分と同じ気持ちだった,あるいは記事を読んで同じ気持ちになって下さった方がたくさんいらっしゃったことが,とても嬉しかったですし,ブログっていいものだなと改めて実感いたしました。

 この記事に手応えを感じ,これから楽しくなるなぁと思った矢先に,スポナビブログ終了…って,おいっ!(笑) しかも,平昌五輪の直前に閉鎖って,せめて平昌五輪が終わってからにしてよ~と思ったのは,私だけではないでしょう。参入直後の閉鎖告知にガッカリしたものの,こうなったら逆に,全日本選手権までガンガン書いてやろうという気持ちが湧き,タイトルを「フィギュアスケートと,体操と,サッカーと」から「情熱的氷滑芸術」に変え,ブログの内容をフィギュアスケートに絞りました。

 グランプリシリーズは,どの選手がどの大会に出場するかを細かくチェックし,展開を予想しながら,6戦全てきっちりテレビ観戦しました。例年,グランプリシリーズはわりと流して観る感じだったので,6戦全てをきちんと観たのは初めてで,しかも,6戦全てのプレビュー記事と感想記事を書いたので,1週間に記事2本というなかなか大変な状況でしたが,各選手の動向がよくわかり,しかもそれをブログによって整理することができたので,とても充実した観戦ができました。

 全日本選手権も,誰もが予想したとおり,女子シングルで代表選考のドラマが生まれました。密かに応援していた 坂本花織 選手と,私がブログで最も話題にした選手だった 樋口新葉 選手との代表争いになり,熱くなった私は,FS(Free Skating,フリースケーティング)が終わった日の夜,ほぼ夜通し,坂本 選手なのか 樋口 選手なのか,個人的に予想しつつそのときの思考過程をブログ記事に書き残しました。このときは,代表選考する側の複雑な思いを,わずかながら感じ取れた気がしました。

 個人的には 坂本 選手推しだったので,代表に選出されて「良かった」という気持ちになりましたが,一方で,樋口 選手のことを思うと,今でも胸が締め付けられる思いがいたします。体が小さく,正直なところ見た目のハンデがあると言わざるを得ない 樋口 選手が,技術とスピードで世界と戦っている姿を見ると,こういう選手こそ脚光を浴びてほしいと思い,心から応援していました。昨シーズンの挫折を思うと今シーズンの躍動には胸を打たれ,昨シーズンの世界選手権や今シーズンのグランプリファイナルでは,ジャンプのミスに私はテレビの前で本気で悔しがっていました。そして,頑張りが報われるとは限らないという厳しい現実を,樋口 選手からも学ぶことになってしまいました。これだけ大きな経験をした 樋口 選手は,もっともっと強くなっていくと期待していますし,私も今まで以上に応援したいと思っています。

 全日本選手権の感想を出稿した日には,ブログアクセスランキングでスポナビブログ全体の1位をいただくことができました(でもこのランキングって正確さが怪しいですよね…)。多くの皆さんと思いを共有できたことは,とても嬉しい出来事でしたし,スポーツナビというサイトの大きさをまざまざと感じた出来事でもありました。ブログ参入から4ヶ月,スポナビブログの品位を下げないようにと,どうにか自分なりに考えて書いてきたことに対して,読者の皆さんからご褒美をいただいたと感じています。

 私が,このようなブログを書きたくなるほどにフィギュアスケートを本格的に観戦するきっかけになった出来事の1つは,ソチ五輪の直前に福岡で開催されたグランプリファイナルを会場で観戦したことでした。羽生 選手が初めて パトリック・チャン 選手(カナダ)を下して優勝しました。その後ソチ五輪で金メダルを獲得したことで,その金メダルの序章となる大会の目撃者になることができました。私が大好きなアイスダンサーの テッサ・ヴァーチュー & スコット・モイヤー 組(カナダ)と,宿敵の メリル・デービス & チャーリー・ホワイト 組(米)の戦いは,ものすごくハイレベルでとても感動し,アイスダンスの魅力にすっかりハマりました。3A(トリプルアクセルジャンプ)を観られた 浅田真央 さん,見事な演技だった リプニツカヤ さん(ロシア),繰り上げ出場ながら銅メダルを獲得した 織田信成 さんの演技が,今ではもう観られないことは残念でなりませんが,このときジュニアファイナルに出場した,田中刑事,ボーヤン・ジン(金博洋,中国),ネイサン・チェン(米),ソツコワ(ロシア),メドベージェワ(ロシア)の各選手が,現在シニアのトップレベルで活躍していることは,感慨深いものを感じています。会場で観戦することで,テレビでは感じることができない素晴らしい雰囲気を味わうことができ,フィギュアスケートをより興味深く観るきっかけになりました。

 福岡で生観戦した選手たちの躍動が楽しみな平昌五輪。絶対王者・絶対女王と称される 羽生,メドベージェワ 両選手がケガを抱え,2人が順当に金メダルを獲るという確信が持てない展開になりつつあります。男子シングルは,1-2フィニッシュの可能性がかなりあるという思いは変わっていませんが,羽生 選手が五輪前にどれだけ充実した練習ができるのかにかかっていると思います。女子シングルは,宮原 選手のケガ明け4戦の充実ぶりが素晴らしいので,メダルを獲れる可能性がかなり高まってきたと感じています。この2ヶ月は,平昌五輪を楽しみに過ごしたいと思いますが,運営上の問題,ロシア問題,北朝鮮の動向など,不安定な要素がある状況ですので,とにかく無事に開催されることを祈りたいと思います。

 五輪というイベントは,普段その競技をあまり観ない人にも広く観てもらえる,という意味で意義深いイベントだと思いますし,五輪のメダリストが称賛されることは当然だと思います。しかし,4年に1度のイベントなので,このタイミングで好調な状態を迎える選手もいれば,不調の波に入ってしまったり,ケガに見舞われる選手もいます。私は,五輪を過度に重視するのではなく,五輪と共に毎年の世界選手権の成績こそが選手の価値を示すものだと思っています。羽生 選手は確かにすごい選手ですが,世界選手権を3連覇した チャン 選手や,2連覇した ハビエル・フェルナンデス 選手も同じくらい高く評価されるべきだと思います。私が今シーズンこれだけ盛り上がっているのは,五輪だからというより,羽生 選手の五輪2連覇の可能性や,日本女子シングル2枠の激闘に注目したからです。五輪での好成績を過度に求めるようなことは差し控え,五輪はお祭りとして盛り上がりたいと思っていますので,今後もそういうスタンスを堅持して,応援したりブログで発信したりしていきたいと思います。

 本記事をもちまして,スポナビブログへの出稿を終了いたします。約4ヶ月という短い期間でしたが,アクセスしていただいた皆様に厚く御礼申し上げます。ブロガープロフィール欄に既に記載いたしましたが,今後はスポナビブログ参入前から書いていた個人ブログ「マイクを持てば酔っぱらい」にて,引き続きブログ記事を発信していきます。また,スポナビブログの記事は,この個人ブログに二重投稿してありますので,スポナビブログが完全に閉鎖されても記事をご参照いただけます。当面,平昌五輪までは頻度よく発信していきたいと考えておりますので,今後は個人ブログの方をよろしくお願い申し上げます。