マイクを持てば酔っぱらい

~カラオケをこよなく愛するITシステムエンジニアのブログ~

2016/06

音域DataBase登録データ1,000件到達

 本日,音域DataBaseの登録データがちょうど1,000件に到達しました。デュエット曲などは男声パートと女声パートを別々のデータとして登録しているので,1,000曲よりは少ないのですが,データ件数として1つの節目を迎えました。どんな曲が登録されているかについては,いろいろ検索してみてください。まだまだ有名な曲でも登録できていない曲がたくさんありますので,これからも隙間の時間を使って,少しずつ音域データを増やしていこうと思います。

 「音域データベース」や「音域DataBase」のキーワードで Google 検索すると,1ページ目に表示されるようになりました。私が思っているよりも早く検索上位に来てしまい,ちょっと驚いていますが,より多くの方にアクセスしてもらえるよう着実に成長させつつ,音域データの面白さを伝えていければと思っています。今後もぜひ音域DataBaseで遊んでやってください。

歌謡曲(J-POP)1995年最強説

 芸人・タレントの爆笑問題・田中裕二が唱える「1979年最強説」に倣って,私は「1995年最強説」を唱えたいと思います。1995年(平成7年)は,阪神淡路大震災やサリン事件が起こり,バブル崩壊の後遺症にあえぐ大変な年だったのですが,歌謡界は史上空前の活況を呈したと言える年です。さっそくヒット曲を見てみましょう。

1995年の年間チャート>

 まずは,CD売り上げが絶頂の年だったことをご紹介します。オリコン年間チャートの10位の曲でも年間売り上げ枚数が150万枚を超えています! この頃の前後数年間は年間ベスト10が全てミリオンセラーになっていますが,ベスト10全曲が150万枚を超えている年は1995年だけです。ダブルミリオン(売り上げ200万枚)は「LOVE LOVE LOVE」「WOW WAR TONIGHT」の2曲ですが,さらに「Tomorrow never knows」が前年からの年またがりでダブルミリオンを達成しており,この年は3曲のダブルミリオンが誕生するという現象が起きています。

 「ザ・ベストテンを模した総合ランキング」について説明が必要ですね。TBSテレビの音楽ランキング番組「ザ・ベストテン」は1989年に放送が終了しましたが,その後も「ザ・ベストテン」っぽいランキングを個人で作り続けている 加ト吉 さんが, Web サイト「チャート梁山泊」でランキングを発表されています。なんとザ・ベストテン終了から27年経った現在も続けていらっしゃるというのは,ヒットチャートを自作した経験がある私からすると正に "神" なサイトです。

 「チャート梁山泊」のランキングは,もし1995年にザ・ベストテンが続いていたとしたら年間チャートはこんな感じだった,というものなのですが,「ロビンソン」「LOVE LOVE LOVE」「ズルい女」「TOMORROW」「WOW WAR TONIGHT」という年間上位5曲がまぁシビれますね。ランキング番組の年間チャートはロングヒットが上位になりやすいのですが,「TOMORROW」はベスト10に12週,「ロビンソン」は14週もランクインしたので,これだけ上位になっています。「ズルい女」はベスト10には9週ですが,ベスト20には17週もランクインしました。この3曲は記録面でも楽曲の完成度でも,強い印象を残しましたね。

 1995年のヒット曲を出したメンバーを挙げてみると,

【常連】
DREAMS COME TRUE,Mr.Children,B'z,trf,福山雅治,SMAP,大黒摩季,ZARD,サザン,布袋寅泰,広瀬香美,篠原涼子
【ステップアップ】
田村直美,小沢健二
【ブレイク】
安室奈美恵,スピッツ,シャ乱Q,JUDY AND MARY,L⇔R
【デビュー】
岡本真夜,globe,華原朋美,MY LITTLE LOVER,FIELD OF VIEW,相川七瀬,V6
【スマッシュヒット】
H Jungle with t,酒井法子,EAST END×YURI

とまぁ絢爛豪華。1995年の特徴をまとめてみます。

<常連組も超ビッグヒット>

 多彩なヒット曲が生まれる年は,その分ランキング常連組のヒットが小粒だったりするのですが,1995年はランキング常連組も年間チャート上位にきっちり入っています。特にミスチルは「Tomorrow never knows」に加え「es」「シーソーゲーム」さらに,桑田佳祐と組んだ「奇跡の地球」も大ヒット。ドリカム「LOVE LOVE LOVE」は自身最高のCD売り上げ。B'z は「LOVE PHANTOM」,福山は「HELLO」で各々自身2位のCD売り上げを記録しました。超ヒットまではいかなかったですが,SMAP は翌年からのステップアップに向けた助走期間,サザンはこれだけのヒット曲乱立の中でも「あなただけを」で存在感を見せているのはさすが(1979年と1995年の両方で顔を出しているのはサザンだけ…すごい!)。

<ブレイクやデビューで名曲連発>

 スピッツ が「ロビンソン」で,シャ乱Q が「シングルベット」「ズルい女」で,JUDY AND MARY が「Over Drive」で大ブレイク。岡本真夜 がデビュー曲の「TOMORROW」で,ミスチルのプロデューサーである 小林武史 が世に出した MY LITTLE LOVER がデビュー3作目の「Hello, Again」で,各々自身最大のヒット。

<小室哲哉プロデュース黄金時代へ>

 小室ファミリー関係の以下の出来事は全てこの年に起きています。

  • 安室奈美恵が「TRY ME」のヒットでようやくブレイク(その後「Body Feels EXIT」から小室哲哉プロデュースに加わる)
  • 小室自ら globe を立ち上げ
  • 恋人の華原朋美がデビュー
  • trf がレコード大賞受賞
  • ダウンタウンの 浜田雅功 のお願いで半ば遊びで作った H Jungle with t「WOW WAR TONIGHT」がプロデュース曲初のダブルミリオン

 こうやって列記すると,改めてすごい。これらが全て1995年に起きているのです。

<ビーイング系もまだ元気>

 1990年代に一世を風靡したビーイング系のピークは2年前(1993年)なのですが,1995年も 大黒摩季 は自身最大のヒット「ら・ら・ら」を送り出し,ZARD も安定。ポカリスエットのCMとタイアップした「君がいたから」「突然」の FIELD OF VIEW はこの年のデビューです。ビーイング系のメイン作曲者である 織田哲郎 は 相川七瀬 をプロデュースし「夢見る少女じゃいられない」でデビュー。

<多彩なスマッシュヒット>

 ドラマのタイアップで L⇔R「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」や 酒井法子「碧いうさぎ」,アニメタイアップでは前年にブレイクした 田村直美 が「ゆずれない願い」で2年連続ヒット。緩め系ラップの「DA.YO.NE」「MAICCA」なんて懐かしいですね。これらを歌った EAST END×YURI は,現在ソロで活躍中の GAKU-MC や東京パフォーマンスドール出身の 市井由理 が参加してました。他には 小沢健二 を始めとする渋谷系が台頭し,布袋寅泰 が「POISON」「スリル」という代表曲を出しソロ活動を軌道に乗せました。大物では,中島みゆき「旅人のうた」,松任谷由実「春よ,来い」などの名作も生まれています。

 まぁこれだけヒット曲やアーティストについて語るネタが尽きない年はありません。ミリオンセラー連発といっても「みんながCDを買うようになっただけであって,この頃の200万枚は昔の100万枚の価値しかない」なんていう見方をしてしまいがちですが,1995年はどのヒット曲もパワーを持っていて,その相乗効果でCD売り上げが伸びたのだ,と感じられる年なのです。もう21年も前なのかと思うとゾッとします(笑)が,いま聞いても全然色あせた感じがしませんし,カラオケで歌うとウケがいいのもこの頃の曲のパワーだと思います。

 「後から振り返るとこの年がすごい」と思う理由は,その翌年以降に出たヒット曲より量や質が良いことや,この年にデビューブレイクを果たしたアーティストがその後活躍していること,などがあります。1995年は単にCDバブルだっただけではなく,売り上げに相応しい名曲がたくさん生まれていますし,この年にビッグヒット,ブレイク,デビューを果たしたアーティストが20年以上経った現在でもものすごく活躍しています。そういった点から,私は1995年最強説を推したいと思います。とはいえ,時代が違う年を比較することに意味はなく,それぞれに素晴らしいヒット曲がありますので,1979年は「昭和」「レコード」時代の最強,1995年は「平成」「CD」時代の最強という感じかもしれませんね。

歌謡曲(J-POP)は1979年(昭和54年)が当たり年

 CDが売れなくなって久しい,と言われます。ダウンロード配信全盛なので実態がつかみづらいのですが,以前に比べて目ぼしいヒット曲がない,というのは厳然たる事実だと思います。そうなると,どうしても40代以上の人は「昔は良かった」的な郷愁をもって「昔のヒット曲は良かった」と思いたくなるのも,致し方ないところがあります。

 今から振り返ると,1970年代後半~1990年代は,良質なヒット曲がたくさん生まれた時代だと言えるでしょう。カラオケでは今でも,この頃の曲がよく歌われていますが,懐かしさだけではないはずです。テレビではよく,19XX年のヒット曲,というような振り返り方がよくされるので,たまにそういうのを見ていると「19XX年ってすごいヒット曲がたくさんある」と思ったりするものです。

 では,本当にすごい年,いわゆる当たり年は何年なのか? 芸人・タレントの爆笑問題・田中裕二は,ラジオ番組で「1979年最強説」というのを唱えたことがあります。1979年はどんなヒット曲があったのでしょうか?

1979年の年間チャート>

 確かに最強と言えそうなヒット曲の数々。錚々たるメンバーが揃っています。

【アイドル的】
山口百恵,ピンク・レディー,沢田研二,西城秀樹,郷ひろみ
【演歌】
(ブレイク)小林幸子,渥美二郎,牧村三枝子
(安定)千昌夫,五木ひろし
【ニューミュージック】
ゴダイゴ,サザン,さだまさし,アリス,ツイスト,八神純子
【スマッシュヒット】
水谷豊,岸田智史,ジュディ・オング,桑名正博

 幅広いジャンルが共存共栄しているのが1970年代の特徴ですが,この年は他の年にも増してどのジャンルからもバランスよく大ヒットが生まれ,とても華やかなヒットチャートになっています。この年の主なポイントを挙げてみます。

<アイドル勢ビッグヒット少ない>

 西城秀樹「YOUNG MAN」以外はさほど上位にランクされていません。山口百恵「いい日旅立ち」は後世に残る大名曲ですが,年間ベスト10には入っていません。ピンク・レディーは前年の1978年が全盛期で,この年は急激に衰退期に入っていきました。いわゆる常連組にビッグヒットが少ないということは,他のアーティストがビッグヒットを飛ばしたということなので,当たり年によくある現象と言えます。

<ニューミュージック勢台頭>

 ゴダイゴツイスト(世良公則),八神純子あたりは,当時よく聞いたなぁという方が多いのではないでしょうか。今は「歌謡曲」「J-POP」という言葉で一括りにされてしまいますが,当時,フォークの後に出てきた,バンドやシンガーソングライターによる音楽は「ニューミュージック」と呼ばれ,サザンユーミン(荒井由実,松任谷由実)がその代表格でした。ゴダイゴや八神純子は,今聞いても全く色あせない,独創的できらびやかな音楽を世に送り出し,フォーク出身のさだまさしアリスは今でも精力的に活動を続けています。このように「今でも通用する」「今も活躍している」アーティストやヒット曲が多いほど,当たり年という印象になるのです。

<ブレイク演歌が3曲>

 小林幸子「おもいで酒」,渥美二郎「夢追い酒」,牧村三枝子「みちづれ」と,この年は苦節を経て売れた演歌が3曲も出ました。1年に3曲も出たのはおそらくこの年だけでしょう。しかも,どの曲も今でも歌い継がれる大名曲ですよね。

<印象的なスマッシュヒット>

 水谷豊「カリフォルニア・コネクション」,岸田智史「きみの朝」,ジュディ・オング「魅せられて」,桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」…どの曲も,すぐに歌詞やメロディが思い浮かぶものばかり。ここに挙げた方々はその後も活躍されてはいますが,ビッグヒットという点でいえば1曲だけ。「これしかないけどこれがすごい」というアーティストの曲って,いつまでも印象が残りますよね。常連組の曲に交じって,こういったスマッシュヒットがちりばめられると,当たり年という印象が強くなります。

 こうやって書いていると,確かにこの頃の歌謡界って活気があったんだなぁと改めて思います。テレビの音楽ランキング番組の金字塔である「ザ・ベストテン」(TBSテレビ)が定着して高視聴率をとるようになり,「YOUNG MAN」が満点の9999点(レコード売上,ラジオ総合チャート,有線放送,はがきリクエストの4チャートが全て1位)を初めて(そして唯一)獲得するという現象が起こったのがこの年。家族そろってテレビを見て,ヒット曲をみんなが知ってて口ずさむ(カラオケはまだありません)…今から振り返るとそんな時代だったなぁと思います。

 なるほど確かに1979年は素晴らしいですが,私が過去40年間のヒットチャートから最強の年を挙げるとすれば,この年ではありません。1979年を超えるものすごい当たり年は…(続く

一番音域が狭い曲:「六本木心中」アン・ルイス

 カラオケで音域を意識する場面は,やっぱり「この曲は音が高い」とか「この曲は高いだけじゃなくて低い音もあって歌いづらい」というのが多いと思います。前者は音程の "高さ",後者は音程の "広さ" の問題ですから,音域DataBaseで音域を調べるとすると,その目的は音程が高い曲や広い曲を調べたいというケースが多いと思います。音域の高さや広さに関しては,もちろん興味深いことがいろいろあるのですが,音域を調べていて特に面白いと思ったのが,音域が "狭い" 曲でした。そこで,このテーマを取り上げようと思います。

 音域が "狭い" 曲を知ると何が嬉しいかというと,歌うのが苦手な人でも歌いやすい曲が見つかる,という点だと思います。高い音だけでなく低い音もうまく出ない人にとっては,音域が狭い曲の方が歌いやすいです。また,音域が広いと,低い音の後に急に高い音が続いたりその逆が起きたりする,いわゆる "音程が飛ぶ" 箇所が出てきて歌いづらいと感じるのですが,音域が狭ければ,音程が飛んでも音程の高低差が少ないので,その点でも歌いやすいと言えます。

 私が知っている中で一番音域が狭い曲が,アン・ルイスの「六本木心中」(リンク:音域DataBase)です。この曲のサビを書いてみると,

歌詞:さくらふぶ きに はらはらす がり

音程:ララソラファミレ ララソラファソレ

となりますが,このわずかなフレーズの中に「六本木心中」に出てくる全ての音が含まれています。つまり,この曲は レ・ミ・ファ・ソ・ラ5つの音しか使っていません。1オクターブでも音域としてはかなり狭いと言えるのですが,「六本木心中」は音域幅= 0:35(音域DataBaseの音域時間表記)で,これは1オクターブの半分ちょっとという狭さです。5つの音だけでこれだけの名曲が作れるのか,という驚きもありますし,音域が狭くて歌いやすいのに盛り上がる,というのはカラオケ好きにとってもありがたい曲だと思います。

 女性なら原曲キーのままで歌えると思いますし,男性でも声が高めの方なら原曲キーでいけると思います。男性で,石原裕次郎がちょうどいいというくらい低音の方は,原曲キーのまま1オクターブ下で歌うといいと思います。そこまで低音ではない方は,原曲キーから+5で調整して1オクターブ下で歌うと,音程が ソ・ラ・シb・ド・レ(b:フラット)になるのでちょうどよいと思います。

 「あれっ,六本木心中はもっと高い音もあるよ」という方,鋭いです! よく聞かれているバージョンは,曲の終わりの方で変則的なメロディが出てきます。2番が終わって間奏が入った後の,いわゆるリフレインと呼ばれる箇所です。

歌詞: うぬぼれな いで ことばじゃだ めさ

音程1:ララソラファミレ ララソラ ファソレ(通常メロディ)
音程2:ララソラファミレ ララドラ ド ラソ(変則 〃 )

 音程1は1番・2番のメロディで,音程2がリフレインのメロディですが,音程2だと「ド」が出てくるので,音域が レ~ラ に収まっていません。カラオケで歌うときは,こういう変則メロディにこだわらず音程1をリフレインでも歌う方が多いと思いますが,原曲に忠実な方や盛り上げたいときは音程2で歌うという方もいると思います。

 逆に「いや,こんな変則メロディ知らない」という方もいるかもしれません。私もそうでした。この変則メロディが自分の記憶の中になかったのですが,いつからか,この変則メロディを聞くようになり,手元のベスト盤アルバムでもこのメロディが入っていました。実は,音域を調べていてわかったことなのですが,「六本木心中」には音域が レ~ラ と レ~ド の2バージョンが存在するのです。

 同じ曲のバージョン違いはよくある話で,典型的なのはアルバムに違うバージョンが収録されるケースです。シングルで別バージョンが出る例はあまりありませんが,有名なところでは山根康広「Get Along Together」やプリンセス・プリンセス「世界でいちばん熱い夏」などの例があります。これらは別CD発売という形でリリースされ,販売上は別のCDとして扱われています。これに対し「六本木心中」は珍しい事情があって,ネットの複数の情報によると,シングル発売当初は,音域:レ~ラ のバージョン(初期Ver.)だったのですが,1か月後に音域:レ~ド のバージョン(後発Ver.)に差し替えられたそうです。レコードが別売ではなく差し替えという形だったので,販売上同じレコードとして扱われ,バージョンが変わったことが広くは知られませんでした。「六本木心中」は発売からかなり時間が経ってじわじわとヒットしたので,歌番組で曲が流れたときには後発Ver.がよく流れていたと思います。

 このような事情から,変則メロディを知っている人と知らない人がいるわけです。後発Ver.の レ~ド という音域も狭い方なのですが,初期Ver.は(音域DataBaseに現在登録されている曲の中で)音域が最も狭いという点でとても貴重な曲なので,音域DataBaseでは初期Ver.と後発Ver.の両方の音域を登録しています(リンク:音域DataBase)。どんな違いか気になる方は,下記アルバムで聞き比べてみましょう。音域以外にもいくつか違いがあります。

  • 初期Ver.:『WOMANISM I』
  • 後発Ver.:『WOMANISM COMPLETE BEST』

 商業的に発表されるような楽曲は,音域も高くて広くて…と思いがちですが,実は音域が1オクターブ未満というような曲が結構たくさんあって,調べていて驚きました。特に「六本木心中」は5音しか使っていないとは思えない曲のクオリティですよね。曲の良さは音域とは関係ないんだなぁ…と痛感されられる1曲です。今のところ,音域DataBaseではこの曲が一番音域が狭いですが,もっと狭い曲がないか,これからも探していきます。

音域データベース

 カラオケで歌ったり,CDやラジオで曲を聴いたりする中で「この曲は音が高くて自分では歌えない」とか「聴いたときはそんなに思わなかったけど歌ってみたら想像以上に音が高い」「低い音がかなり低くて歌いづらい」なんてことを思った経験があるのではないでしょうか。また「自分が歌いやすい音程や音域の曲はどれだろう?」というのを知りたいと思ったことはありませんか?

 曲の最低音~最高音の範囲のことを「音域」と呼ぶことにすると,音域を調べて発表しているWebサイトはいくつかあるのですが,少し音楽に詳しくないと記されている情報の意味が読み取れないサイトがほとんどです。そこで,音域がわかりやすく表示され,さらに充実した検索ができるように,音域データをデータベース化して,データベース検索アプリのサイトを作ってみました。

音域DataBase http://mak-k.herokuapp.com/VoiceRangeDB/

 日本の流行歌約900曲のデータを登録しています。80年代~90年代に偏っているのは私の嗜好なのでご勘弁ください(笑)。とにかくサイトで曲を検索してみてください。特徴的なのは「この曲と音域が似ている曲」や「この曲より最高音が高い曲」のような,曲を基点にした検索ができることです。気になる曲や十八番の曲を検索して,その曲を基点にした検索をすると「この曲とこの曲は実は音域が同じなんだ」とか「この曲の方が実は音が高かったのか」なんてことがわかるので,意外な発見やレパートリーの発掘ができます。

 普段あまりカラオケに行かないし,流行音楽を聴かないし…という方は,まず「君が代」を検索してみましょう。日本人なら歌ったことがある「君が代」の音域データを登録してあるので「君が代」と同じ音域の曲がわかれば,いろいろな曲の音域を比べる面白さがわかってくると思います。

 サイトのデザインはまだまだ作りこんでいないので,ちょっと見づらいとは思いますが,スマートフォンやタブレットでもお使いいただけます。ぜひ遊んでみていただいて,感想などをこのブログのコメント欄(or その他私への連絡手段ならどれでも歓迎)にお寄せいただけると嬉しいです。

 今後,音域DataBaseの使い方や,登録されている音域データの分析とかも記事にしていこうと思っています。

私が実践している多数のパスワードの設定と管理の方法(その3)

 多数のパスワードを設定・管理する方法について,今までその1では私が実践している方法をご紹介し,その2では世間で言われているパスワードの設定・管理方法にツッコミを入れました。今回は,私が実践している方法のメリット・デメリット・注意点をご説明いたします。
 既にご紹介した私が実践している方法を要約すると,次の2点になります。
  1. パスワードは「各サイト固有部分」と「共通部分」の組み合わせにする
  2. パスワード管理アプリに「各サイト固有部分」だけを登録する
 この方法のメリットとして,以下のようなことが挙げられます。
  • 同じパスワードを別のサイトで使い回さない」というパスワードの大原則を満たす
  • パスワードを頭で覚えておけるし,思い出せない場合にはパスワード管理アプリを利用できる
  • 万が一,パスワード管理アプリのデータが流出したとしても,パスワード管理アプリにはパスワードの一部分しか保存しないので,パスワードを盗まれない
 逆に,デメリットとしては,以下のようなことが挙げられます。
  • パスワード管理アプリの入力支援機能を利用しても「共通部分」は毎回入力する必要がある
  • 「共通部分」を忘れると,全てのサイトでパスワードの再設定が必要
 メリットが乏しいと感じたり,デメリットが気になったりする方は,別の方法を実践した方がよいでしょう。ピンとこない方は,いくつかのサイトでこの方法をお試ししていただくと「なるほど~」なのか「あれれ?」なのかわかってくると思います。
 最後に,この方法を実践する上での注意点を記します。
  • パスワード管理アプリの代わりに,ブラウザのパスワード記憶機能を使う方が,新たにアプリを導入しなくてよい点が楽ですが,ブラウザのパスワード記憶機能はパスワード全体を記憶してしまうので,今回紹介した方法を実践できないのではないかと思います。ブラウザを信頼できるならその方が楽かなと思うこともありますが,パスワード全体を保存させてしまうのに私は抵抗があるので,ブラウザのパスワード記憶機能は使っていません。
  • 「共通部分」の作り方で私が取り入れているのは「文章を作ってその頭文字で構成する」(例: I have 2 daughters, Yuko and Yayoi ⇒ Ih2dYkYy ),「その文章は喜びや幸せを感じられるものにする」といったあたりです。特に後者については,共通部分は毎回入力するので,入力するたびに自分の気持ちがプラスになる点でとてもいい考え方だと思います。
  • 各サイト固有部分」はそこそこ単純でも,この仕組みだとパスワード全体が漏れる可能性がかなり低いので大丈夫だと思います。例えば「HITACHI」なら htc(子音だけ)や hit(初めの3文字)とかでもよいと思います。むしろ単純にしておかないと,数が増えてくると設定作業が負担になってしまいます。
  • こんなふうに工夫しても,キーロガー(キーボードの入力をハックするアプリ)を仕掛けられたらどうしようもないのですが,これを言い出したらどんなパスワード管理方法でもお手上げになります。キーロガーに関しては,パスワード云々以前のセキュリティ対策として対処しましょう。
 パスワードの設定や管理がしっくりこない方は,この方法を試してみてください。この手の方法は,やってみないと自分に合うかどうかわかりませんし,いろいろやりながら合う方法を見つけるのがよいと思いますので,その一助になれば幸いです。
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