マイクを持てば酔っぱらい

~カラオケをこよなく愛するITシステムエンジニアのブログ~

著者近況・日記

退職,そして腕一本で勝負

 本日付けで26年間務めた会社を退職いたします。退職後は,フリーランスで,ソフトウェアのある専門技術に関する適用推進活動(セミナー講師,書籍/記事執筆,コンサルティング等)に携わろうと考えています。

 フリーランスって,業界内でネームバリューが高い人,企業で要職を歴任した人,定年退職等キャリアを完了した人,副業が本業を超えちゃった人,そんな人たちがなるイメージだと思います。しかし私はそのどれにも当てはまりません。本業の仕事やお客様を受け継いだ,本業の傍ら着々と準備をしてきた,なんてこともありません。完全に0からの挑戦であり,傍目には無謀な挑戦にしか見えないと思います。

 何の勝算もなく挑戦するわけではありません。その専門技術に関して,今までに様々な経験を積み,日本人初(現時点では唯一)となる資格を取得し,業界内には普及の余地がまだ十分にあり,適用のサポートを必要とする組織や個人が多くいるはずだという感触はあります。ですが,本当にビジネスとして成り立つかどうかは,ふたを開けてみなければわかりません。リスクを取った先にあるのが,引く手あまたで大忙しとなれば理想的ですが,閑古鳥が鳴き生活が立ち行かなくなる危険性の方がむしろ大きいと思っています。

 でも,だからこそ,安定の大企業を退職し,退路を断ちました。独りで立ち向かってこそ見えてくる景色があり,人生を賭けるからこそ自分の仕事が確固たるものになると思うのです。これから取り組む仕事には人生を賭ける価値がある,そう信じているので,不安や恐れはありません。自分が本当にどれだけできるのか,ただただ楽しみです。後になって今日を振り返ったとき,お気楽なこと言ってあの後坂道を転げ落ちたぞ,とならないように,自分が持っているスキルを総動員して,頭と体をフルに使って,世間の荒波に飲み込まれずもがきながらも波をつかまえて,安定した生活と老後を送れるだけの稼ぎを上げられるよう,一生懸命頑張りたいと思います。

清々しい同僚たち

 過日,職場の同僚(後輩)たちの清々しい集まりに居合わせることができました。このブログには日記風の内容はあまり書かないのですが,とても気持ちの良い出来事だったので,書き残しておこうと思います。

 一人の後輩(Mくん)が会社を去ることになりました。私は仕事上の接点はほとんどなかったのですが,お互いカラオケ好きで,不定期に行くカラオケ仲間の一人でした。私がこの話を聞いたのは今月に入ってからで,しかもMくんが今月までということだったので,1年以上行けていなかったカラオケに,1週間後に行こうということになりました。

 私が他のカラオケ好きの皆さんに声をかけて,急だった割にけっこうな人数が集まってくれました。私は,Mくん送別はあくまできっかけで,みんなで歌えればいいくらいにしか考えていなかったのですが,参加者の一人が何か贈り物をしようと発案してくれて,仕事が多忙な中で贈り物選びをしてくれたりしました。この贈り物には,カラオケの参加者だけでなく,カラオケ不参加でもMくんにお世話になったからということでカンパしてくれた方もいました。

 カラオケ自体も,久々だったこともあって盛り上がり,最後の方は送別に相応しい曲が歌われたりして,楽しい中にも心温まるひとときになりました。

 …と,当日までの動きをこのように文章にすれば,送別のよくある光景に過ぎないかもしれません。これが,部や課といった同じ職場の同僚だったり,入社同期の仲間とかであれば,送別会を開き贈り物をするのは自然なことでしょう。しかし,このカラオケ仲間は,同じ本部(部の1つ上の組織)の中ではあるのですが,仕事上の関係性はまちまちで,あまり接点がない人もいるような集まりなのです。私にとっては,カラオケに一緒に行くことで顔がつながり,そのおかげで仕事で相談ができたり,普通ならなかなか接点のない若い世代と交流できたりして,とても有益でしたが,カラオケも年に1~2回でしたし,かなり緩~いつながりだと私は感じていました。

 なので,贈り物の話が出たとき,私は「今の若い人たちは義理堅いなぁ」と礼儀の面で捉えたり,この集まりの緩さから「贈り物をするとMくんに負担にならないか」と考えたりしてしまったのですが,それらは全然的外れな考えでした。皆さんはMくんに仕事上で何かとお世話になっていて,その感謝の気持ちを贈り物という形で表したかったのです。カラオケ不参加なのにカンパしてくれた人は「Mさんにすごく仕事でお世話になったので,むしろこういう形で参加できるのは嬉しい」。個人的に贈り物をするのは相手の負担になりそうだけど,同じ職場ではないのでその機会がない,という間柄だと,こういう形の贈り物は感謝の気持ちを形にできるいい機会になるんだな,とその言葉を聞いて思いました。

 考えてみれば,声かけから1週間で,遊びの集まりに多くの人数が集まったことや,贈り物をすることができたことは,Mくんの人望があるからこその出来事です。カラオケに一部の時間だけ顔を出してくれた人もいましたし,元々あった所用を調整して時間を作ってきてくれた人もいました。私も,Mくんの人柄に魅かれている一人だからこそ,短い期間でもカラオケの仕切りを楽しく進めることができました。趣味でのつながりという枠を超え,Mくんへの感謝や門出を祝する皆さんの想いは,私が思うよりもずっとずっと強かった。そう,これこそがMくんの人望の表れなんですよね。

 カラオケの後何人かで食事に行き,全てが終わって帰路についたときに感じた清涼感。そこには,Mくんの人望と,彼の門出を祝する同僚たちの想いがあふれていました。

残暑お見舞い2015

 皆様,残暑お見舞い申し上げます。
 夏の暑さももう少しかと思いますので,元気に乗り切りましょう!

HanabiWithTokyoTower
(出典:Facebook「ジャパネットたかた」)

JorenTaki
(出典:浜松市を中心とした静岡県西部(遠州)地域の情報ポータルサイト「はまぞう」,http://sasasm.hamazo.tv/e141308.html

 「東京湾花火」と「浄蓮の滝」の写真で涼やかな気持ちになっていただければ幸いです。浄蓮の滝は,石川さゆりの「天城越え」の歌詞に出てきますね。

 私は,珍しく春からずーっと仕事に追われ,気の休まらない夏を過ごしています。そして,携帯電話の買い替えタイミングなのでどうしようかで頭がいっぱいです。
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